コラム

オニールの金言1・投資の秘訣

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株式市場で大化け銘柄を見分ける方法を学ぶには、過去の先導株を分析し、大化け銘柄に共通する特徴を知ることにある。このように観察していくと、これらの銘柄が劇的な株価上昇をする直前に、どのようなパターンを形成したかを見極めることができるようになる。

「オニールの成長株発掘法」(パンローリング)より引用

オニールが新人の頃に見つけたもの

「オニールの成長株発掘法」(パンローリング)の「まえがき」にまず出てくるこの言葉が今回の金言です。この後の第一章において100パターンもの大化け銘柄のチャートパターンが登場します。私もすべてをじっくりみたことはまだありません。一つ一つをオニールの提唱するチャートパターンでどう分析しているかを考えながら見ているとかなりカロリーを消費します。脳みその柔軟運動状態ですね。
 オニールはまだ有名になる前、投資で成功をするために実際に成功を収めている投資信託の目論見書を読み漁ったそうです。簡単に読み漁ったと書きましたが、それこそ山のような書類を食い入るように1日中、毎日見ていたことはこの本を見てオニールの性格を考えるに容易に想像できます。その投資信託が購入した100銘柄を分析した結果、オニールは二つの事実を掴みます。一つは株価が揉みあって新高値をつけたところで買っているということ。もう一つは上昇する銘柄には特定のチャートパターンがあるという事です。

新高値への抵抗感を捨てよう

 このブログでもところどころに出てきますが、この「新高値で買う」という行為。これは我々の習慣の中ではまずないものだと思います。少しでも安いものがあると朝早くから長蛇の列を作ってでも買うのが群集心理というものです。株価でもついつい安いものを買ってしまう習慣がついているのではないでしょうか?
 ところがよく考えてみれば、良いものは高い。というのも実は我々はわかっているはずです。だから重要な局面(例えばプロポーズとか)では高くていいものを買うんです。株についても同様の考えを持つべきなのでしょう。株価は上下動するので、やはり安く買いたいという心理が働きます。高値から一直線に下がっているチャートなんかを見ていると、とても新高値でなんて買う気にはなれないものです。ですが、この考えは改めなければいけません。オニールは我々の代わりに徹底的にチャート分析をして、新高値で買うほうが株価は上がる。という結論を導き出してくれたんですから。
 この「新高値で買う」という行為も闇雲に新高値をつけた銘柄を買えばいいわけではありません。オニールは新高値を付けた銘柄のなかで、とりわけ株価が上昇した銘柄の共通点を見出してくれています。それが「CAN-SLIM」という7つの銘柄選択のポイントになります。この銘柄選択のポイントを押さえて、適切なチャートパターンを形成して新高値をつけた銘柄が大化けの可能性を持ったお宝銘柄というわけです。

最後に

 オニールの著作を見ていると思いますが、株は感情で取引をしてはいけないということがよくわかります。「なんとなく上がりそう。」「たぶん底値だろう。」という感覚では、たまに勝つことができても、勝ち続けていくことはできないのです。CAN-SLIM以外でももちろん結構なのですが、確固たるルール、信念をもって感情的にならず冷静に市場や銘柄を見る精神力が求められているんだと思います。

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