AS WIND WEEKLY FOCUS / INDIVIDUAL ANALYSIS
3176 三洋貿易
C・A・N・S・L・Iを39の評価項目で確認し、銘柄の強みと弱みを整理します。
STOCK OVERVIEW
銘柄評価サマリー
CAN-SLI QUALITY
39の評価項目でC・A・N・S・L・Iを評価する
CCurrent Quarterly Earnings
16 / 20最新3Q単独のEPS成長率は+56.4%、売上高も+21.5%と大きく伸び、営業利益率も約1.0pt改善しています。前四半期のEPS成長率-18.1%から+56.4%へ急加速し、通期予想も再上方修正されました。CAN-SLIMのCで重視したい「直近の利益成長」と「加速」が明確に出ており、ここは今回の大きな強みですね。
AAnnual Earnings Growth
1 / 15Aは1/15で、今回の最大の弱点です。最新年度EPSは-11.4%、3年間のEPS成長も約+2.8%にとどまり、直近では連続成長も途切れています。ROEは9.3%、年間営業利益率も5.4%→5.5%→4.8%と低下。足元のCが強いだけに、この改善が年間ベースの成長へつながるかが今後の重要な確認点ですね。
NNew
11 / 15Nは11/15と高評価です。半導体・データセンター、海洋開発、自動車アフターマーケットなど新市場への展開に加え、SV2028、M&A、業績予想の再上方修正と複数の変化があります。特にEMAS社の連結化がIP部門の増収増益要因となっており、「New」が実際の利益に結びつき始めている点は評価できますね。
SSupply & Demand
10 / 15Sは10/15です。Up/Down Volume Ratioは1.49、高出来高日は上昇優位で、OBVも中期ではプラス。株式数は3か月・1年間とも増えておらず、希薄化リスクも抑えられています。一方、発行済株式数の少なさでは加点がなく、需給が突出して強いというより、買い優位の状態が続いていると見るのがよさそうですね。
LLeader or Laggard
11 / 20RS Ratingは93で個別株としての強さは高く、8週変化も+41、市場対比も13週・26週とも大幅に上回っています。一方、33業種RSは54、業種内順位は15位で、業種全体の主導性は弱めです。つまり今は、強い業種に乗っているというより三洋貿易自身が相対的に強い状態。Lは11/20で、個別の強さと業種の弱さが同居していますね。
IInstitutional Sponsorship
6 / 15機関投資家保有比率は34.78%、保有増減も+5.2で、足元では機関資金の参加が確認できます。質の高い機関投資家も1社あります。一方、新規大量保有者、買い優位件数、純投資目的保有者、大量保有比率の純変化はいずれも0で、機関投資家の広がりはまだ限定的です。Iは6/15で、今後さらにスポンサーシップが厚くなるかを見たいですね。
三洋貿易は、直近四半期の成長を示すCが16/20、Newを見るNが11/15と強い一方、年間成長のAは1/15、機関投資家動向のIは6/15で、Quality Scoreは55/100です。候補ランキングは2位、RSも93と株価の強さはありますが、業種RSは54で主導業種の追い風は弱めです。足元の業績改善は魅力ですが、CAN-SLI全体ではまだ強弱がはっきり分かれていますね。