AS WIND WEEKLY FOCUS / INDIVIDUAL ANALYSIS
285A キオクシアホールディングス
C・A・N・S・L・Iを39の評価項目で確認し、銘柄の強みと弱みを整理します。 市場環境(M)はMarket Gateとして別に確認します。
STOCK OVERVIEW
銘柄評価サマリー
CAN-SLI QUALITY
39の評価項目でC・A・N・S・L・Iを評価する
CCurrent Quarterly Earnings
17 / 20Cは17/20で、この銘柄の一番強い部分です。最新1QのEPSは前年同期比+4,442.5%、売上高も+415.5%と急拡大し、前四半期からEPS成長もさらに加速しています。営業利益率も+58.7pt改善。CAN-SLIMのCでは直近四半期の勢いを重視するので、ここはかなり強いですね。一方、会社見通しに対する明確な上振れはなく、決算サプライズは0点です。
AAnnual Earnings Growth
13 / 15Aは13/15。2026年3月期EPSは前年比+97.0%、売上高の3年CAGRは+22.2%、ROEは51.9%と、年間ベースでも成長が確認できます。2024年3月期まで赤字だったため通常の3年CAGRでは評価しにくいものの、2025年に黒字転換し、その後も増益が続いています。黒字転換後の成長が続いている点は、CAN-SLIMではかなり見やすい強みですね。
NNew
11 / 15Nは11/15。AIインフラ需要を背景に、データセンター・エンタープライズ向けへ軸足を移す戦略が、すでに利益成長へつながっています。第10世代BiCS FLASHや次世代SSDなど新製品も相次ぎ、社長交代も成長フェーズへの移行と整合しています。CAN-SLIMのNは“新しい何か”より、それが利益を動かしているかが重要。ここは実績まで伴っているのが強いですね。
SSupply & Demand
6 / 15Sは6/15ですが、データ充足率は60%なので点数だけで弱いとは言い切れません。Up/Down Volume Ratioは1.35、OBV短期もプラスで、足元の需給には一定の強さがあります。一方、発行済株式数、3か月の株式数変化、1年間の希薄化リスクは確認中です。CAN-SLIMでは需要が供給を上回る銘柄を重視するので、この3項目が埋まると評価の見え方がかなり変わりそうですね。
LLeader or Laggard
10 / 20Lは10/20。RS Ratingは99、業種内RS順位も1位で、相対的な強さそのものは非常に高いです。一方でRSの4週・8週変化はともに0点、52週高値からは約55.9%離れており、足元の株価位置には注意が必要です。13週ではTOPIXに-32.05pt負けていますが、26週では+106.42pt上回っています。長期では強いものの、直近の勢いが再加速するかを見たい局面ですね。
IInstitutional Sponsorship
3 / 15Iは3/15で、データ充足率は約27%とまだ低めです。機関投資家保有比率55.7%は評価でき、質の高い機関投資家も1社確認されています。ただし保有増減、新規大量保有者、純投資目的保有者など主要項目が未確認です。CAN-SLIMのIでは“誰が持っているか”だけでなく“機関投資家が増えているか”も重要なので、現時点では判断保留に近いですね。
MARKET GATE
良い銘柄でも、買うタイミングは市場と分けて考える
Quality Scoreは60点ですが、市場環境はMarket Temperature 82、Market Gateは上昇トレンドです。つまり、銘柄の質と市場のタイミングを分けて見ると、Mは追い風の状態です。ただしCAN-SLIMでは市場が良いだけで銘柄の弱点が消えるわけではありません。キオクシアはC・A・NとRSが強い一方、SとIに未確認項目が多いので、そこを確認しながら判断したいですね。
Quality Scoreは60点。C・A・Nはかなり強く、RS Ratingも99と非常に高い一方で、SとIは未評価項目が残るPARTIAL判定です。直近四半期と年間利益の伸びはかなり目を引きますね。ただ、52週高値からの距離や機関投資家データの不足もあるので、数字の強さだけで飛びつかず、需給と機関投資家の動きを追加確認したい銘柄です。