2020年09月投資日記

新興主導株に売り抜けの動き 10月相場には注意 CAN-SLIM投資日記【2020/9/28】

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皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。

昨晩は「半沢直樹」が大団円を迎えました。池井戸潤の小説はほとんど読んでおり映像化された作品も見ていますが、TV映えのする見事なエンターテイメント作品になってましたね。原作とはいい意味で似て非なる作品になっている感じでした。

さて、先週末の米国市場は上昇で終わっています。が、出来高減少しており勢いは感じません。やや膠着状態に入ってます。

一方で今日の日本市場は新興市場が売られ東証一部が買われる展開。特に新興市場は最近の上昇を牽引してきた銘柄に売りが入った感じでした。

オニールの言うところの主導株にあたるこれらの銘柄の下落はやや今までの展開が変わることを意味しているのかもしれませんね。

実質今日の相場が9月最後と言えます。10月は例年売られることの多い月ですから明日からの展開には注意したほうがいいですね。

資産はドラマよろしく、利益1,000倍返しで行きたいところです。

それでは本日の分析スタートです!!

各市場チャート分析

CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。

市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。

NYダウ/NASDAQチャート分析

寄り付きやや低く始まるもジリジリと上昇してプラス圏へ。そのまま上昇していって最後やや下げて引けています。出来高減少。

一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。

ほぼダウと同じ展開でした。出来高減少。

S&P500も同様の展開でした。リバウンドの展開ですが出来高は減少。このまま上昇していくにはパワー不足ですが下落の流れには少しストップがかかった状態。膠着してますね。

ここからディストリビューションになるか、フォロースルーの動きになるのか。今晩からの流れに注目していきましょう。

日経平均/TOPIXチャート分析

寄り付きから高く始まり横這いの動きでしたが後場後半から一気に上昇して高値圏で引けています。出来高増加。

対してTOPIXの動きは以下の通りです。

日経平均とほぼ同様の動きでしたが後場の上昇が強かった。高値で引けています。出来高増加。ダイバージェンス(乖離)は縮小。日経は直近天井を越えてませんが、TOPIXはあっさり越えてきました。

12時時点の騰落数は、上げ1,542:下げ550:不変83

権利付き最終日ということもあり出来高、株価とも上昇傾向だったようですね。明日は権利落ちですがどの程度下げるのか。

TOPIXの天井越えの流れが続くといい傾向ですね。

JASDAQ平均チャート分析

寄り天の展開。寄り付き高く始まるもズルズルと下落。後場には急落局面もあり一時マイナス圏へ下落。その後上昇してプラス圏で引けています。出来高増加。

12時時点の騰落数は上げ353:下げ219:不変67

低位株の動きはあまり参考になりませんね。マネーゲームです。Nutsの出来高が再び上昇。この辺の影響が市場出来高に反映されたか。低位株が出来高上位に入ってくると市場全体の勢いが見えづらくなるので困りますね。。

ディストリビューションが出てから市場は横這いの動きになってます。次に出来高増加した時の動きは市場の方向性を占う上では重要だと思います。

マザーズ指数チャート分析

マザーズも寄り天ですね。小高く始まるもすぐにマイナス圏へ落ちてそのままズルズルと下落。後場の急落はキツかったですね。。その後戻すもマイナス圏で引けています。出来高減少。

12時時点の騰落数は上げ142:下げ174:不変8

オンコセラピー・サイエンスの出来高減が全体出来高の減少につながったようですね。指数は下落したもののフォロースルー時の水準はなんとかキープしてます。

心配なのは今まで日本市場の上昇を牽引してきた主導株(チェンジやフィードフォース等)に大きな売りが出たことです。まだ本格的な市場の下落を示すものではないでしょうが、仮にピークを過ぎたのだとするとここからは出遅れ株の出番となり、早晩市場も下落に流れる可能性が高まったような気がします。

今後の市場の動きには十分注意したいですね。

このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。

それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。

さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。

市場動向【価格/出来高】

東証一部は上昇。ダイバージェンス(乖離)は縮小。新興市場は寄り天でした。

JASDAQは低位株の影響大か。マザーズも一部銘柄の影響がでています。

投資銘柄実績とウォッチ銘柄の分析は次のページをご覧ください!

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