CAN-SLIM投資法

「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

投稿日:2019年3月3日 更新日:

「CAN-SLIM」は「オニールの成長株発掘法」(パンローリング)で詳細に述べられている銘柄選択のポイントになるキーワードの頭文字を集めたものです。今回は4番目の要素「S」についての概要と実際の投資における活用方法について説明します。

お薦めの本

SはSupply and Demandを表しています。需要と供給ですね。この場合は株式の事を示しています。当然ですが株価が上がるためには売りの数よりも買いの数が多くなければいけません。さらには圧倒的に買いの量が多くないと暴騰することにはならない訳です。そう考えると発行株式数が多くて時価総額が大きな銘柄が暴騰するには相当な買いのパワーが必要になる事は理解できますね。

値動きの軽い銘柄を狙う

実際に市場に出回っている浮動株の比率も重要です。発行株数が多くてもこの浮動株が少なければ株価の変動が激しくなります。

新興銘柄の場合は元々時価総額が低い上に創業者もしくは出資者が株式を大量に保有しているケースが多いため浮動株が少なく株価が需給によって乱高下します。

ハイリスクハイリターンのように思いますが需給をうまく捉えればローリスクハイリターンのように思います。下げの局面で極端に出来高が下げれば売りの勢力がなくなった事を示し、出来高が急増しながら上昇したら、機関投資家などの大口の介入があった事が比較的わかりやすいからです。

また株価が上昇したら単元価格の下落や流動性確保のために株式分割が発生し、浮動株の増加や買いやすい水準の株価になることによって新たな買いの需要が発生し上昇トレンドが継続します。

ただし株式分割が頻発すると発行株式数が増加し、時価総額が上がって途端に動きの鈍い銘柄になってしまうので注意が必要です。

私は基本的に新興銘柄で時価総額が500億円程度までの銘柄を購入するようにしています。

経営者が主要株主であること

先程は浮動株の話をしましたが特定株を経営者が大量に保有している事も良い条件の一つです。

株価の動きに経営者の利害が一致していないと「株価をあげよう。」というモチベーションに繋がりませんからね。

サラリーマン社長が勤める会社は株主やら顧客やら社員(いわゆるステークホルダーと言われる人達)の顔色を伺いながら経営しており、結果的に思い切ったことはできないし、やったところで自分に対する見返りが少ないという問題があります。

結果的に無難な経営になるため、株価に対するインパクトも小さくなってしまいます。

出来高の変化を注視する

最後に暴騰に至るまでの出来高の変化です。オニールの考えに従って適切なベースを形成した銘柄はベースの底値近辺及びブレイク前の振い落としの場面で出来高を縮小させ出来高増とともにブレイクし暴騰への道を歩み始めます。

CAN-SLIMで選択した有望な銘柄については日々の株価と出来高を注視して適切なベースを形成しているかどうか確認しながらブレイクの動きを逃さないようにしなければいけません。

まとめ

まとめですが、四つ目の要素Sのポイント

時価総額が500億円以下で浮動株が少ない銘柄を選ぶ

経営陣が大株主の銘柄を選ぶ

適切なベース形成をしているか銘柄をチェックしブレイク時の出来高急増を見逃さない

以上となります。

他の要素は以下よりご覧ください。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

お薦めの本

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