CAN-SLIM投資法

「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

投稿日:2019年2月28日 更新日:

「CAN-SLIM」は「オニールの成長株発掘法」(パンローリング)で詳細に述べられている銘柄選択のポイントになるキーワードの頭文字を集めたものです。今回は最初の「C」についての概要と実際の投資における活用方法について説明します。

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CはCurrent Quarterly Earningsを表しています。訳すと直近の四半期利益という事でしょうか。著書の中でオニールは四半期売上が25%、EPSが少なくとも20%伸びている事。と述べています。EPSですから一株あたり利益ということですね。四半期の利益の伸びですが、Yahoo! ファイナンスの個別銘柄情報のところで「業績予報」タグを見ると四半期の経常利益の推移が前々期から今期まで見る事ができます。私はSBI証券を使っていますが、SBI証券の場合は個別銘柄画面で業績タブをクリックすると見る事ができます。

営業利益と売り上げの伸びを見る

注意しなければいけないのは経常利益が20%伸びていても株式を発行したり、分割したりすると1株当たりの利益が下がってしまいます。

従ってEPSは20%伸びないことになります。

ただ、株式分割などは単元価格が下がる事や浮動株が増えることで流動性が上がり株価上昇の材料となる事があるため、一概にEPSだけで判断するのは難しいところです。

オニールが言わんとしているところは事業が急速に成長している銘柄という事でしょうから、経常利益が順調に伸びているという事が重要です。もっと言いますと本業の儲けである営業利益が四半期で20%以上伸びているのがいいと思います。

気をつけなくてはいけないのは第三者割当増資です。EPSが下がる事と受け元が株取得後利益確定ですぐに売る可能性が高いので私はなるべく避けるようにしています。

また利益とともに売上が同時に伸びる事が重要です。

最終的には利益ですが、やはり売上が伸びないと成長しているとは言えません。売上が伸びないのに利益が伸びているという事は、人件費や広告費、営業経費を抑えている事になり、早晩行き詰まる事を示唆しています。

急成長している会社は意外とある

「四半期利益が前期比20%も伸びる会社なんてそんなにある??」

と正直思いますが、スクリーニングしてみるとその多さにびっくりします。

SBI証券ではスクリーニング条件に「今期経常利益変化率」というものがあります。前期からの経常利益の増減率で絞り込みが出来るようになってますが、最低50%以上で検索してみて下さい。すると軽~く200件を越える銘柄がピックアップされます。(SBI証券は200件までしか表示できません。)

世の中、意外と成長している会社が多いんだな。と実感できます。自分の勤めている会社では到底あり得ない話です。。。

それなりの規模以上の会社は画期的な新ビジネスを始めたところで本業に対して数字のインパクトが薄れてしまいます。

また仮に歴史ある会社が爆発的に成長する。なんて、カルロス・ゴーンのような破壊的な改革を起こすような経営者が現れるしかないと思います。

そう考えると、やはり創業間もない会社もしくはニッチな分野を開拓している会社がターゲットになってきます。

この辺りは別の要素にも関わってくる話なので、そちらで詳しく解説します。

まとめ

まとめですが、一つ目の要素Cのポイント

直近四半期利益の伸びが20%以上

売上も25%以上伸びている事

EPSが重要なので第三者割り当て増資銘柄は気をつける

以上となります。

他の要素は以下よりご覧ください。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

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