皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
5月最終日となりました。月足で市場指数のチャート見ると4月で天井つけたような形ですね。マザーズだけは先行して下落してますが。。米国市場は天井を更新しており月足からはまだ下落の兆候は見えていません。
さてセルインメイとして有名なアノマリーですが、5月単体ではなくここから9月までの市場の停滞を含めてのアノマリーですから、まだまだ油断はできない展開が続きそうです。ちなみに8月の下落が一番厳しくなるのが例年ですが。。
話題を変えますが、このところワクチン接種の先行きが見えてくるとともに市場はアフターコロナを見据えてうごめいてきました。一時の総上げ状態からテーマ別で明暗が分かれてきてます。
さらに最近は量的緩和政策における金融資産の買い入れ縮小を示す「テーパリング」という言葉もよく聞くようになりました。ここ最近日銀は下落してもまったくETFの買い入れに出動してこなくなりましたからね。。5月は1回もなかったようです。
今後の注目点としてはさんざん緩和しまくった今の金融環境がいったいどういう経過をたどっていくのか。。オニールは市場の転換点として政策金利変更を取り上げておりますが、政策金利の引き上げはほぼバブル崩壊のきっかけにつながってますからね。。今後の中央銀行の動きにも注意が必要になってきます。。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比+64.81ドル(+0.19%)の34,529.45ドル、出来高減少。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比+12.46(+0.09%)の13,748.74、出来高減少。
ダウ、NASDAQとも天井圏ジリジリ上昇を継続。ダウはこのまま最高値を再び更新しそうな雰囲気もあります。しかし最高値近辺の動きには注意ですね。ここでダブルトップになって下落に転じる可能性もあります。NASDAQはオーバーヘッドサプライの下限で横這いになってますね。出来高水準が下がってますからこのまま抜けるのは厳しいか。。
今晩は米国市場は休場ですから、明日以降の動きに注目しましょう。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-289.33円(-0.99%)の28,860.08円、出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-24.46(-1.26%)の1,922.98、出来高減少。
いずれも50日移動平均線を割ってきました。出来高はだいぶ下がってます。このまま再び下落基調に戻るのか、明日再び50日移動平均線を奪還するのかで印象がだいぶ変わりますね。
JASDAQ平均チャート分析
前日比+8.12(+0.21%)の3,890.77、出来高減少。
50日移動平均線の近くまで戻ってきました。明日以降ここを越えるのか押し返されるのかですね。出来高は再び下がってきてます。決算も一巡して勢いはつきにくいですね。。
マザーズ指数チャート分析
前日比+4.87(+0.43%)の1,150.06、出来高増加。
マザーズは上昇。というよりは横這いですね。オーバーヘッドサプライを跳ね返す買いの力は今のところ感じません。。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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