2019年06月投資日記

CAN-SLIM投資日記【2019/6/7】

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市場概況と今後の注目点

6月1週目の金曜日。昨日のNY市場は上昇。メキシコへの関税発動の延期発言に反応したようです。しかし、要人の発言に右往左往。市場が弱いことの裏返しのような気がします。

日本市場も朝方から上げてスタート。若干上げて引けています。新興市場は引けにかけて上昇しました。少し細かく市場のデータを見てみましたが、東証一部は小型株指数が大中型株指数の2倍伸びています。小型株に買いが入ったようです。

JASDAQは時価総額上位20銘柄が市場平均の4倍の伸び。マザーズは平均的な動きだったようです。ただ、それぞれの出来高を見ると非常に低い状況です。大口は様子見で海外発のニュースに一喜一憂している状況に変わりはないようです。

こうなると、日々発表されるニュースに翻弄される状況が続きそうです。チャート的には上値抵抗線に抵触する展開。市場が上向くかどうかは懐疑的です。こういう状況では、全体指数はあまり当てにならず、個々の銘柄の材料で株価が上下する動きが続くように思います。

市場動向【価格推移】

週偏差率 = (本日の市場価格 - 週平均価格) ÷ 週平均価格

市場動向【出来高推移】

週偏差率 = (本日の出来高- 週平均出来高) ÷ 週平均出来高

6月分 CAN-SLIM投資銘柄実績

■医学生物学研究所【4557】前日比+3.88%

医学生物学研究所の選定理由はこちらです。

【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由

本日のチャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4557.T&ct=b

今日は売り買いが拮抗した流れだったようです。全体的には低い出来高でした。多少の上下はありましたが、市場と同じく若干プラスで引けています。

週足では年初来高値を更新してきました。昨日は3,000円ラインをキープするか心配していましたが、前回のブレイク水準は大きく超えて終了しています。

来週、この水準をキープできるかがポイントかと思います。増担保解除の効果がなくなって市場とともに失速するか、ファンダメンタルが評価されて出来高を上げて上昇するか、まだまだ調整が続くか、引き続き注視していきます。

■北の達人コーポレーション【2930】前日比+3.74%

北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。

【2019.4.16】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由

チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2930.T&ct=b

昨日は非常に売りの勢力が強かったため心配しておりましたが、本日も売り板が多い中で上昇して引けています。昨日、中国が化粧品の関税を引き下げる発表をしていますが、それがプラスに働いたのでしょうか?

チャート的にはGW前の上昇から一度調整に入り、取っ手を形成していると判断しました。今週、ブレイクの水準を保って引けたため、再度ブレイクしたと考えています。後日CAN-SLIM銘柄として分析した内容をブログでアップしたいと思っています。

信用買い残が昨年の株価ピーク時は600万株を超えていたものが最近は200万株台まで落ちてきていました。昨年来の株価下落はこの動きからきていると思います。最近、再び信用買い残が上昇する気配を見せており、底入りしたと考えられるのではと思っています。私が検証したいと思っている動きはこの点です。来週以降の動きも注視していきたいと思います。

ピックアップ銘柄

■PKSHA Technology【3993】

PKSHA TechnologyはCAN-SLIMで選定した銘柄です。

【2019.3.29】PKSHA Technology【3993】の選定理由

チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3993.T

今週も下ヒゲを形成して終了しました。調整は継続しています。いつブレイクの動きを見せるかわかりませんので、いろいろな指標と検証、比較しながら今後の値動きを見ていきたいと思います。今後の株価次第では非常に参考となる銘柄になりそうです。

■GA Technologies【3491】

チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3491.T&ct=b

今週も出来高を伴って上昇して終了しています。今後、出来高を下げながら下ヒゲを形成する動きがでてくると、CAN-SLIM銘柄として面白くなってきます。今後も注意してみていきます。

CAN-SLIM投資とは?

CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

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