目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資でも「M」の要素として取り上げられている非常に重要な市場の流れについて分析します。
NYダウチャート分析
昨晩のNYダウは大幅下落。過去最大の3,000ドル近い下落を記録しました。一か月前の景色と全く違いますね。。大きく下げましたが出来高はやや下がり気味。まだまだ平均よりもだいぶ高い出来高ではありますが。
今夜の展開はどうなるでしょう。
出来高を上げて反発するようであれば、底入れの兆しを感じることができます。反発でも出来高が下がるようであれば今までとあまり変わらない展開になりそうです。続落するようであればより下落のスピードが増す恐れもあります。
この辺を気にしながら引き続き最新の注意を払って見ていきます。
日経平均チャート分析
本日は上昇。かなりの乱高下の上でほぼ横這いとなりました。出来高はかなり上がっている中でのこの動き。ストーリングと言われる動きです。上昇局面でのストーリングは売買比率が買いから売りに変わった下落のサインと捉えられますが、下落局面でこれが出たということは逆に上昇のサインと捉えるべきなんでしょうか。
明日以降に力強い上昇の動きが連続で入ると底入れと考えてもよいと思います。明日の動きは大事ですね。
JASDAQ平均チャート分析
本日は上昇。昨日より出来高を伴っての上昇となりました。さらに出来高、株価とも上昇していくと底入れの可能性が高まります。
マザーズ指数チャート分析
本日は上昇。出来高を伴っての株価上昇です。こちらも明日以降の連続上昇が底入れの条件になってきます。
結果としてN-〇倍率は以下のようになりました。昨日にも増して中小型、新興銘柄が強かったようです。N-T倍率がここまで下げるのは見たことがありませんね。東証一部は幅広く買いが入ったようです。ついに底入れするんでしょうか？
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格推移】
久々に全市場上昇となりました。マザーズの反騰がスゴイ。
市場動向【出来高推移】
株価と共に出来高は上昇。やや活気が戻ってきましたね。これが継続するか。
3月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
伊藤忠商事【8001】前日比+3.09％
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。日経平均と連動した動きになっています。明日も市場が力強く上昇するようだと値を戻す可能性が高くなります。空売りはリスクが高いので大きく上昇するようであればすぐに損切りしたいと思います。
空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その１・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
AS Wind流投資手法 売りの戦略と株を売るタイミング
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
チームスピリット【4397】前日比+7.50％
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。マザーズの流れにのって大きくリバウンドしました。ここで下げ止まりとなるのか。引き続き様子を見ていきます。
グレイステクノロジー【6541】+3.77％
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。こちらも続伸です。この水準をキープして今週乗り切ってほしいところです。引き続き様子を見ていきます。
売却後の動き
実際の判断（損切り・利益確定）が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
日本M&Aセンター【2127】前日比-1.38％
日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。中小型株が上昇する中で乗り遅れていますね。このまま今週終了してしまうのか。明日明後日の動きが大事です。
明日の一手
NYダウはじめ世界の市場は激しい下落となりましたが、日本市場は堅調な動きとなりました。底入れの前兆ともとれる動きが本日は観測できています。
ここから底入れを判断するにはさらなる市場の上昇が条件となります。非常に厳しい環境ではありますが、そのぐらいの勢いを示してくれないとこの未曾有の下落相場を乗り切ったとはいえません。
初動の上昇を逃してしまうことにはなりますが、そこはしっかりと確認してからロングポジションを取りたいと思います。
引き続き市場の分析を進めて上昇の前兆をつかみたいと思います。
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CAN-SLIM投資とは？
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-
