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本日の概況とちょっとコラム -秋相場に向けて-
8月5週目の水曜日。昨晩のNY市場は下落。変わらず中国との貿易摩擦が材料とのことですが、息切れ感もありますね。米国では9月まで夏休みが続きますから、まだまだ需要が盛り上がる状況では無いようです。
日本市場も新興市場を中心に冴えない動き。しばらくはおとなしく静観していた方が良さそうです。
8月の市場もあと二日で終了です。次に向けた視点が大事になってきますが、9月のアノマリーとして1週目の流れが月末まで続くというものがあります。1週目の週足が陽線なら上昇、陰線なら下落というものです。どのくらい確度の高いものなのかは後日分析しようと思いますが、こういったアノマリーは興味深いですね。色々調査してどのくらい信用できるものなのか今後まとめてみたいと思います。ちなみに昨年はこのアノマリーは的中してます。
9月には他にも彼岸底だの秋には魔物が住むだのと言われており、総じてマイナスの印象が高いようです。過去の暴落を調べると9月、10月に集中してますね。昨年のクリスマスショックも10月高値からの下落です。背景としては11月に欧米のヘッジファンドが決算を迎えるにあたって、損が出ている銘柄を整理するため。と言われているようです。昨日のブログで11月は勝率の高い月だと書きましたが、決算後の仕込みが効いているのかもしれませんね。
いずれ、経済的にも政策的にもプラスになる要素が少ない状況ですから、市場が好転していくシナリオは描きづらいのが実情です。従って投資判断は慎重にしていきたいと思います。
市場動向【価格推移】
本日も新興市場は下落。マザーズはひどい落ち込みようですね。。個人投資家の悲鳴が聞こえそうです。。。
市場動向【出来高推移】
マザーズは出来高を上げての下落。かなり下降圧力がかかってます。厳しい状況ですね。
8月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
医学生物学研究所【4557】前日比-3.71%
医学生物学研究所の選定理由はこちらです。
【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は大幅下落。調整ラインを割ってしまいました。材料がない中での下落です。週足でどのような形になるか、今後の動きが気になりますね。
今保有している分は4月のブレイク前の水準のものだけなので、当面は保持したまま様子を見ていこうと思います。
GA technologies【3491】前日比-0.37%
GA technologiesはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.4】GA technologies【3491】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。この銘柄には珍しく狭いレンジでの動きでした。4,000円台はキープしています。市場の下落局面では市況に引きずられないで調整で切り抜けてくれれば、市場がトレンド転換した際に上昇の勢いがついてくるんですが。
ピックアップ銘柄
ハイアス・アンド・カンパニー【6192】
ハイアス・アンド・カンパニーはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.23】ハイアス・アンド・カンパニー【6192】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。再びブレイクラインを超えてきました。市況が悪い中で強い動きですね。しっかりと上昇基調に入ったかどうか確認してからインしたいところです。
北の達人コーポレーション【2930】
北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.8】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由・その2
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。すぐ上昇の流れに戻る。ということではないようですね。今週の終わり方が気になります。
マネジメントソリューションズ【7033】
マネジメントソリューションズはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.1】マネジメントソリューションズ【7033】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。こちらも力強く戻しました。出来高は低いままですので、この勢いがホンモノかはもうちょっと観察が必要だと思ってます。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-