目次
本日の概況
11月6週目の金曜日。昨晩のNY市場は休場でした。その間にトランプ大統領が「香港人権法」に署名するという材料をプレゼント(^-^; ホント困ったおっさんです。
ですが日本市場にあまり影響はなかったようです。先日までの流れと大きくは変わらず。新興市場、小型株は好調でしたが、中大型株は停滞しました。「11月の歓喜」が終了しましたが、全市場が上昇。今年もアノマリーは健在でした。
N-J倍率とN-M倍率の改善は依然継続してます。
次に各市場チャートの分析です。
日経平均チャート分析
本日の下落はディストリビューションといえるほどの下落ではありませんでした。しかし、トレンドラインに沿った動きが続いています。出来高を上げて下落するディストリビューションが発生してトレンドラインを割ると、大きめの調整が入る可能性が高まります。トレンドラインに沿って出来高を下げながら下落するようであれば小幅な調整で済むという見方に変わりはありません。
来週の動きがかなり大事になってきました。
JASDAQ平均チャート分析
本日も上昇。出来高の下落は続いています。弱い上昇の流れです。次のディストリビューションの動きからは市場の下落に注意しなければいけないと思います。
マザーズ指数チャート分析
本日は上昇。出来高を下げました。少し流れが変わりそうな気配ですね。来週の動きは注意してみていきたいと思います。
私が取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
市場動向【価格推移】
昨日と同様の展開でした。東証一部の流れが悪いですね。
市場動向【出来高推移】
JASDAQと東証一部の出来高が細ってきています。9月からの上昇が一息つくか。
11月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
ラクス【3923】前日比-3.09%
ラクスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 ラクス【3923】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。最終的に週足はやや陰線で引けましたね。来週のスタート次第ですが調整に入る可能性も否定できなくなりました。来週の動きに注目していきたいと思います。
日本M&Aセンター【2127】前日比+0.14%
日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。ほぼ横ばいの動きですね。先週の高値はブレイクして終了しています。ただし出来高は低いですね。来週以降も上昇の流れが続くか見ていきます。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】前日比-1.18%
クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。振い落しの動きとみて買い増しましたが、終値は10週移動平均を割ってしまいました。来週のスタート次第ですが、低く始まるようだと一旦撤退も考える展開ですね。
ピックアップ銘柄
チームスピリット【4397】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。小幅な調整でした。来週以降も上昇の流れが継続するのか。調整に入ってくれるようであれば、調整の雲の中で拾っていきたいところです。
UUUM【3990】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
UUUM久々の登場です。今年の初めにはだいぶお世話になりました。まだブログを始める前ですね。年始からS高の銘柄を掴んで今年はいいスタートだなぁと思ってました。その後ジリジリと下がり続けましたが、6月に底をつけて反転してきて10月に再度下落後、マザーズの復調に合わせて9月につけた高値を越えるか越えないかというのが現在の状況です。
ファンダメンタルは再度分析が必要ですが、高い成長率は維持していると思います。チャートの形は1月の最高値を頂点としたカップを形成してきているといえます。この辺で取っ手形成の動きを見せてくれるといいのですが。
売却後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
プレサンスコーポレーション【3254】
プレサンスコーポレーションはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 プレサンスコーポレーション【3254】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。10週移動平均上。。微妙なところにいますね。(^-^;引き続き調整の動きに入っていくのか見てきます。
ジャパンエレベーターサービスホールディングス【6544】
ジャパンエレベーターサービスホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
【推奨銘柄】ジャパンエレベーターサービスホールディングス【6544】のCAN-SLIM分析
直近30週の週足チャートと出来高は以下のとおりです。
本日は上昇。戻してきました。やはり10週移動平均がサポートしているようですね。まだ見捨てられた訳ではないようです。(^-^;もうちょっと様子を見て今後の方針を決めたいと思います。
11月の振り返りと今後の戦略
11月の振り返り
11月については以前から宣言していたとおり、上昇の特異月である「11月の歓喜」などの5つのアノマリーから、上昇を確信して10月から銘柄の仕込みを開始していました。アノマリーの内容については以下の記事に詳しく書いています。
アノマリーから見える2019年10月以降も相場が上昇するという明快な理由
結果としては、新日本建物、ラクス、日本M&Aセンターで20%を越える利益や含み益を得ることができました。
一方で、値上がりを期待して投資したもののプレサンスコーポレーションやジャパンエレベーターサービス、クリエイトレストランツホールディングスはまだ成果がでていません。
いずれもファンダメンタル分析としては申し分ないものがあると思ってますので、テクニカルのタイミング次第だと思ってます。今の投資方針は調整の底で拾っていく形にしていますので、底を割った時の損切りがだいぶ早くなっています。その分無駄撃ちが増えてしまいますが、当面はこの方向性で行こうと思います。
今後の戦略
先程のアノマリーの記事においては、年末まで上昇を見込んでいましたがやや見方を変えてきています。先日より開始した市場分析において、9月から上昇していた日経平均株価とJASDAQ平均に調整入りの兆候が見えてきました。今後、出来高を上げて株価を下げるディストリビューションの動きが入ってくるかがポイントになりますが、当面は慎重にいったほうがよさそうです。個別銘柄については早目早目の判断を心がけていきたいと思います。
一方でマザーズ市場はやっと好転の兆しが見えてきました。市場の流れも悪くありません。東証一部やJADAQ市場の調整の流れに同調するかもしれませんが、調整局面で出来高を下げるようであれば、上昇の流れが途切れることはないと思います。
最近はピックアップに上げたチームスピリットやUUUMなど今年の最初に市場を盛り上げたマザーズ銘柄に勢いが戻ってきています。銘柄選択としてはマザーズ銘柄にシフトしていくことを検討したいと思います。
今年もあと一か月。大きな損失を出すことなく、資産を増やして来年につなげていきたいですね。
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-