2019年10月投資日記

N-T倍率で見えてくる市場の期待感 CAN-SLIM投資日記【2019/10/30】

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本日の概況

10月5週目の水曜日。昨日のNY市場は下落。といっても小幅です。今晩はFOMCやGDPの結果がでますが、大きな波乱要素はなさそうな雰囲気です。

日本市場は調整となりました。ですが、TOPIXだけは上昇。N-T倍率(日経平均とTOPIXの伸び率の比較)も急速に減少してきています。これが何を意味しているのかは考えておいたほうがいいですね。

日経平均は選ばれた225銘柄の平均株価を計算しているのでおのずと値嵩株(株価の高い株)に影響をうけますね。

極端な例えですが、10,000円の株と1,000円の株の平均をとったら5,500円です。10,000円の株が10%増加したら平均株価は6,000円ですが、1,000円の株が10%増加しても平均株価は5,550円です。従って値嵩株の動きが重要になる訳です。

そこで日経平均に含まれる銘柄で影響度合いの高いセクターを調べると技術(医薬品・電気機器・自動車・通信・機密機器)と消費(水産、食品、小売業、サービス)で70%を占めるようです。どちらかというと輸出入をベースとした企業が多くなります。

一方、TOPIXはというと基準日である1968年1月4日の時価総額を100ポイントとして、現時点の東証一部の全構成銘柄の時価総額を指数化したものです。全銘柄を対象としてますから市場全体の動きを表すと同時に先程の日経平均の考え方と同様、時価総額が大きな銘柄の影響を大きく受けることになる訳です。

この時価総額が大きな銘柄というのは大きな固定資産を保有しているような企業(工業や電力、ガスなどのインフラ系)あとは銀行や不動産などが含まれています。どちらかというと国内の需要に依存している企業が多くなります。

日経平均にもTOPIXにも大きな影響を与える銘柄もありますね。そういうのを排除してN-T倍率を考えると、近年のN-T倍率の上昇はやはり銀行や不動産の不振というものが大きく関与していたようです。

このN-T倍率がここ最近下落している、ということは、相対的に銀行、不動産も含めたインフラ系に投資家の関心が戻ってきた。ということがいえると思います。日本の現在の主要な投資家といえば外国人です。彼らが日本の内需の拡大を期待しだした。ということでしょうか。

まだまだ変化の度合いとしては小さいものです。この流れが本格的になってくると長らく苦しんでいた内需関連の銘柄にも活気が戻ってきて、日経平均だけではなくて日本市場全体の活気が戻ってくるのではと期待してしまいます。

市場動向【価格推移】

本日はTOPIX以外下落でした。JASDAQもほぼ横ばいだったようです。

市場動向【出来高推移】

本日の出来高の動きには目を見張るものがありますね。やはり決算期を迎えて水面下では活発な取引があったようです。明日からの変化の仕方には注意したほうがよさそうです。

10月分 CAN-SLIM投資銘柄実績

新日本建物【8893】前日比-0.50%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。出来高も低く調整の動きです。決算前のこの動きはよい傾向だと思います。新日本建物はCAN-SLIM銘柄として推奨していませんが、それはファンダメンタル的にやや弱いと思っているからです。

ただ、チャートの形として「調整の雲」の検証をするために購入したのですが、その後理想的にブレイクを果たして再度「調整の雲」を形成しています。先日のホロンもそうだったんですが、このパターンで上昇していく形が見えてくると、新たな選定方法の確立にもつながりそうです。

ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング【7169】前日比+1.33%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は上昇。こちらも純粋なCAN-SLIMではない銘柄ですが、理由は定かでないにしろジワジワ上昇をしています。そもそも浮動株がほとんどない状況ですので、ちょっとした需給で動く状態ではあります。

今は年末までの自社株買いの流れと決算期待から買いの需要が強いのかと思います。そもそも売りの勢力はほとんど残っていない状況だと思いますので、あとは上がるしかないのかなと思っていますが。

この流れがどこまで続くのか引き続き様子見です。

ラクス【3923】前日比-0.81%

ラクスはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 ラクス【3923】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。1,600円近辺で小規模な動きとなっています。決算前の動きとしては良い方向です。

ここは月次の売上推移をみる限り前年度30%以上の増額をキープしているようです。すでに販管費の増額は再三アピールされているところですので、このマイナスを覆すような決算がでるとサプライズになると思います。

日本M&Aセンター【2127】前日比+1.77%

日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は上昇。引け後に決算がでました。上半期の売上と利益は30%前後の前期比アップですが、通期では10%アップ程度です。また優待の獲得条件が1年以上の株保有に変更になっています。個人からすると面白くない変更でしょうね。(^-^;

とはいっても決算内容を見る限り、第3四半期も確実に上方修正がでそうな進捗具合でしたので、株価がどちらに流れるかですね。個人が相場の中心であれば下げそうですし、外国人投資家が中心であれば上げそうな勢いです。

明日の動きが重要ですね。

ジャパンエレベーターサービスホールディングス【6544】前日比-0.38%

ジャパンエレベーターサービスホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。

【推奨銘柄】ジャパンエレベーターサービスホールディングス【6544】のCAN-SLIM分析

直近30週の週足チャートと出来高は以下のとおりです。

本日は下落。最近は朝方にブレイクをチャレンジするが、ことごとく跳ね返されて引けるというパターンになっています。この押さえつけは決算まで続くんでしょうか。とりあえずこのまま様子見です。

ピックアップ銘柄

プレサンスコーポレーション【3254】

プレサンスコーポレーションはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 プレサンスコーポレーション【3254】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。今日は大きめに下げてます。10週移動平均が1,700円近辺まできています。前回の第1四半期決算はいい結果でした。昨年度は第1四半期の特需のあとは決算に精彩を欠いたため株価の停滞を招いたところがあります。

今年度は昨年とは少し流れが変わったところで第2四半期を迎えます。先程のN-T倍率に見るように倍率が改善されていく傾向だと不動産銘柄の上昇も見えてきます。TOPIXの動きを気にしながら投資のタイミングを図っていきたいですね。

クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】

クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は上昇。十字線を形成しそうですね。他の決算銘柄へ関心が移りつつある中で下落せずにしっかり調整の雲を形成することを確認して次の行動を決めていきたいですね。


 

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CAN-SLIM投資とは?

CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

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