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本日の概況
10月5週目の月曜日。先週末のNY市場は上昇。上昇要因はあるのでしょうが結果的には下落気味だった市場がリバウンドしてモジモジした動きが継続しているという感じですね。
米中の貿易摩擦もブレグジットもサプライズが起きる要素はあまり見当たりません。利下げの流れも順当となると、当面マーケットを騒がすような動きは発生しずらいかもしれませんね。私の思惑からすると米市場にはこのまま横這い傾向でいってほしいので当面はこの流れで推移するのがベターです。
日本市場は本日も上昇しました。注目しているN-〇倍率(日経平均と他市場の伸び率の比較)ですが、TOPIXが再び上昇しそうな流れですが、新興市場は是正の方向で動いています。11月に日経よりも新興市場が伸びてくるとこの倍率もだいぶ是正されてきますがどうなるでしょうか。
話は変わりますが、決算発表のスケジュールを見ていると今週水曜日から11/14までが決算発表シーズンといえそうです。ここで前向きな決算発表が続くと11月相場にも活気がでてきますし年末に向けて勢いがつくことになると思います。
私が保有している銘柄もご多分に漏れず30日から決算に突入していきます。毎回悩むのがこの決算を跨いで保有するかどうかですね。皆さんも少なからず決算を跨ぐかどうか悩まれると思います。
決算跨ぎというのは非常に難しいですね。なぜなら好決算でも下げることもあったり悪決算でも上昇することがあるからです。ニュースなどを見ていると材料出尽くしだ。とか言っていますが、そんなのは後付けでなんとでも言えますからね。
実際のところはやはり事前の株価の動きが投資家心理を表していると思って以前分析したのが以下のコラムです。都合3回にわたって分析しています。
好決算で下落?悪決算で上昇?決算後の株の動きを読む その1 UUUM【3990】
好決算で下落?悪決算で上昇?決算後の株の動きを読む その2 チームスピリット【4397】
好決算で下落?悪決算で上昇?決算後の株の動きを読む その3 市場のトレンドの影響について
この3つのコラムから言えることですが、決算前に出来高を上げてボラティリティの高い動きを見せる銘柄は要注意です。
特に週足で大きな陰線をつけている銘柄は利益確定の流れになっており決算発表を機に下落を加速する可能性が高くなってます。決算前は出来高を落として株価の変化が少ない銘柄であれば無難であると考えられます。
また市場のトレンドは結果を加速させる作用があります。現在は上昇トレンドといってよいと思いますので、決算時に上昇する銘柄はより上昇し、下落する銘柄は大きく下落しない方向性になると思っています。
以上を考慮すると、よほど大きな利益確定の動きやボラティリティの高い動きを見せない限りは「決算またぎ」をしてもいい局面なのかなと思います。
毎度の宣伝で恐縮ですが、日本市場が上昇してその後暴落するかも。と判断した5つのアノマリーを使った分析記事については以下をご覧ください。
アノマリーから見える2019年10月以降も相場が上昇するという明快な理由
市場動向【価格推移】
本日は東証二部以外上昇。今日はJASDAQが元気でしたね。全体的に動きは抑え目でした。
市場動向【出来高推移】
出来高はあまり上がっていません。個人が動きの中心だったようですね。
10月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
新日本建物【8893】前日比-0.25%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。小幅な動きでした。始値としては高めの位置でスタートしています。決算までは大きな動きを見せないでいいと思ってます。
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング【7169】前日比+1.38%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。先週の上昇につられて個人が買いにきたのでしょうか?
大きな動きにつながるような流れではないと思います。引き続き様子を見ていきます。
ラクス【3923】前日比-0.62%
ラクスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 ラクス【3923】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。1,600円を切ってしまいましたが、週始めとしては悪くないスタートかと思います。この水準をキープして決算を迎えてほしいところです。
日本M&Aセンター【2127】前日比-2.02%
日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。先週分の上げを消してます。明日も下げるようだとちょっとポジション落としたくなりますね。。。水曜日の決算をどうするか。。悩みます。
ジャパンエレベーターサービスホールディングス【6544】前日比+0.59%
ジャパンエレベーターサービスホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
【推奨銘柄】ジャパンエレベーターサービスホールディングス【6544】のCAN-SLIM分析
直近30週の週足チャートと出来高は以下のとおりです。
本日は上昇。ブレイク水準手前で推移してますね。なかなかじれったい動きです。決算前に上昇すると材料出尽くしで下げることも多いのであまり上げてほしくないところではありますが。
ピックアップ銘柄
プレサンスコーポレーション【3254】
プレサンスコーポレーションはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 プレサンスコーポレーション【3254】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。調整の動きを見せています。このまま平底ベースを形成していけばと思います。決算をきっかけに動くパターンかもしれません。
ホロン【7748】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。気持ちよく上昇。。半導体銘柄は流れにのっていますね。正直言うとホロンはあまりCAN-SLIM銘柄とはいえないファンダメンタルなんです。(^-^;
ただ、チャートの形が非常によかったので検証用に購入したのですが。。こんなに上昇するとは思いませんでした。。まだまだ修行が足りませんね。。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】
クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。こちらも調整の動きに入ったでしょうか。こちらはすでに決算発表が終わっています。今週の動きで調整の雲が形成されますので今後の方針を検討したいと思います。
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-