皆さんこんにちは。「あずさん」ことAS Windです。
今日は在宅勤務でしたが10時から12時過ぎまでWEB会議に時間を取られました。。WEB会議になるからといって会議の効率性が上がる訳ではないですね。。通信環境によって会話が聞きづらかったり、資料がなかなか表示されない等の問題もあってスムーズに進まないところも要因としてはあるんでしょうが。。兎に角疲れました。(^-^;
さて、今日の市場は昨晩の米市場の動きから弱いことが想定されましたが、底堅い動きを見せました。意外と国内プレーヤーの買い支えが効いている感じがします。欧米市場の動きが怪しい中で日本市場はどのような動きを見せていくのか。。。
それでは、本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNYダウも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウチャート分析
昨晩のNYダウは下落。朝方小高く始まりましたがズルズルと下落。最後下落を加速して安値近辺で引けています。出来高は増加。
昨日のディストリビューションは微妙ですが今日は確実だと思います。このまま出来高増加と下落加速が起きると再度下落の流れになります。今晩の動きは重要です。
欧米市場はリバウンド後の天井を越えられずに失速する流れになっています。日本市場への影響が懸念されます。
日経平均チャート分析
本日は下落。朝方低く始まりましたがその後はジリジリと上昇。最後やや下げて引けています。画像の編集時には間に合いませんでしたが、本日は日銀が1,000億円の買い入れを実行しています。出来高は増加。
下ヒゲの長い展開で悪くはなかったのですが、ディストリビューションになっています。それほど深刻な動きではありませんでしたが日銀の買い支えの効果でもあるのでこのまま反転するかはよくわかりませんね。
さて、これまでの上昇相場を支えてきた銘柄の動向はどうだったでしょう?
エムスリー【2413】は-2.57%、中外製薬【4519】は+0.85%、任天堂【7974】は+0.33%、神戸物産【3038】+1.57%です。
日銀の介入は本来の市場のエネルギーを歪ませてしまうので方向性を判断するのが難しくなりますね。。明日すぐにリバウンドするようだとそれほど深刻な動きではないのかもしれません。
TOPIXチャート分析
本日は下落。日経平均とほぼ同じ動きとなりましたが、TOPIXのほうがザラ場の上昇に勢いがあったようです。この辺は日銀介入の影響か。
12時時点の騰落数は、上げ603:下げ1,483:不変81
今日から出来高上位銘柄と株価上昇銘柄を表にしてみました。あまり意味なかったらすぐに辞めます。編集大変なんで(^-^;
出来高上位には金融株がズラッと並んでいます。昨日に引き続き金融株に需要が向かっています。この辺が底堅い動きに影響しているようです。
上昇銘柄は決算思惑の動きが目立っています。この時期のランキングは入れ替わり立ち替わりになりそうです。
JASDAQ平均チャート分析
本日は上昇。朝方は低く始まりましたがジリジリと上昇。最後も高値圏で引けています。出来高は減少。
12時時点の騰落数は上げ261:下げ301:不変50
昨日と出来高四天王は変わらず。若干順位が入れ替わっています。しかし、18円の銘柄が市場を引っ張っているというのはちょっとどうなの??と思ってしまいますね。。「これが相場だ!」と言われたらそうなんですが。。(^-^;
それ以外にも低位株がわんさかの状況に変わりはありません。時価総額見てもらっても規模の小さい銘柄に需要が集中しています。
出来高の割に市場平均が上がってこない理由は、昨日同様低位株が主力であることで変わりはないようです。
マザーズ指数チャート分析
本日は上昇。朝方は低いところから始まりましたがジリジリと上昇。後場に入ってからやや下落して横這いの動き最後やや上げて引けています。出来高は増加。
12時時点の騰落数は上げ132:下げ174:不変12
出来高上位からプレシジョン・システム・サイエンス【7707】が消えました。代わりにフィンテックグローバル【8789】とイグニス【3689】がとんでもない出来高増加率でランクインしてきました。上位5銘柄で60%の出来高占拠率です。
ここでも低位株の銘柄が増えています。決算思惑もあるんでしょうが、荒れた出来高の要因になっていますね。指数の値動きが小さいのはやはり値動きの大きい個別銘柄の時価総額が低いことが影響しています。マザーズは時価総額上位10銘柄程度の影響が大きくでますからね。
まだまだ荒れた展開が続きそうです。。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格/出来高】
東証一部はディストリビューションの動きも日銀の買い入れで支えられたか。新興市場には低位株嵐が吹き荒れるも市場平均には小さな影響となってます。
東証一部は日銀買い入れ効果も含まれています。新興市場は低位株のマネーゲームで高い水準の出来高が続いています。
5月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
買いポジション
本日はノーポジです。。。
売りポジション
ソフトバンクグループ【9984】株価前日比-1.00%
直近90日の日足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。朝方低く始まり前場は下げましたが、後場にジリジリと上昇。高値圏で引けています。出来高は増加。下げましたが下ヒゲの長い展開です。底堅い動きを示す流れです。再び上昇の流れとなるのか。引き続き様子をみていきます。
先日までのチャート表示で本決算表示が変なところにでてましたが消しました。本決算はこれからですね。。失礼しました。
ソニー【6758】株価前日比-0.03%
直近90日の日足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。朝方低く始まりましたがジリジリと上昇。高値圏で引けています。引け後本決算でしたのでザラ場の戻す動きを見て一部買い戻して損切りしました。決算はまだ細かくみていませんのでこれから確認します。
明日以降トレンドに変化が出ててきて下げるようなら継続。上げるようなら即損切りの予定です。
神戸物産【3038】株価前日比+1.57%
直近90日の日足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。朝方は低く始まり一時的に5,000円まで下げましたが前場は横這い。後場に入ってからジリジリと上昇して高値圏で引けています。出来高は上昇。調整の底で下ヒゲを伸ばして強い動きを見せました。簡単には底を割らないかもしれませんね。引き続き様子を見ていきます。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
オプティム【3694】株価前日比+0.96%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。朝方はマイナス圏でしたがジリジリ上昇。高値圏で引けています。上昇して引けています。出来高は減少。昨日同様底堅い動きでした。引き続き様子を見ていきます。
売却後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
チームスピリット【4397】株価前日比+0.40%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。朝方は下落しましたがすぐに上昇。前日終値を挟んで上下しましたがプラス圏で引けています。出来高は減少。引き続き調整が続くのか様子を見ていきます。
Amazia【4424】株価前日比-3.60%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。朝方はプラスで始まりましたがすぐに下落。後場に一時的に戻しましたがズルズル下げて引けています。昨日の流れを引き継いでますね。引き続き様子を見ていきます。
チエル【3933】株価前日比+0.71%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。朝方はマイナス圏で始まりましたがジリジリと上昇。後場は横這いの動きで引けています。出来高は減少。調整の動きです。引き続き様子を見ていきます。
アンビスホールディングス【7071】株価前日比0.00%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は変わらず。前日終値を挟んで上下の動きでしたが引けは前日変わらずとなりました。出来高は減少。調整の動きです。引き続き様子を見ていきます。
明日の一手
欧米の市場には明確なディストリビューションが見えて下落の動きが加速しそうな流れでしたが、日本市場は粘りの動きでした。海外投資家は売りの姿勢のようですが、国内プレーヤーが頑張っている状況のようです。
ウォッチ銘柄もほぼ底堅い動きをいまのところ見せています。
市場分析で見る限り、東証一部には停滞の動き、新興市場は低位株の嵐が吹き荒れているという状況です。新たにポジションを作るという流れではありませんし、売りポジションも停滞が続くようであれば一度解消して市場の流れを確認してから入ってもいいかなと思い始めています。
引き続き市場の動きと個別銘柄の動きを見逃さないように観察していきます。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-