2019年06月投資日記

CAN-SLIM投資日記【2019/6/11】

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市場概況と今後の注目点

6月2週目の火曜日。昨晩のNY市場は上昇しましたが出来高を下げて上ヒゲ陰線。前日までの4連騰から弱い動きが見えました。

それを受けて日本市場はどう動くかと思ってみていましたが、朝方安く始まったものの、ジリジリと値を上げてプラスで引けました。中国市場が堅調なことも追い風となったようです。東証一部市場を見ると、日経平均よりTOPIXのほうが上昇率が高くなりました。最近分析している中では、日経平均よりもTOPIXが上昇する時は、その後上昇するパターンが多いため注目しています。ただ実体経済自体は特段よい数字がでているわけでもないので懐疑的ではあります。。

本日より東証一部市場の規模別の週間偏差のグラフを付けましたが、いずれの規模においても上昇傾向となっています。ここのところのトレンドは上昇のようですね。

新興市場については、市場平均はそれほど動いておりませんが、出来高には大きな動きがありました。JASDAQはここ一週間以内に80%近くの出来高変動を見せています。再びエネルギーの転換が図られるサインが出つつあります。マザーズも大きな出来高の動きがでてきています。

ウォッチしている銘柄を見るとかなり値を上げているものがチラホラありました。基本的には新興市場の銘柄を見ているので、出来高に連動した動きかと思います。今週値を伸ばして終わると、いくつかブレイクのサインが出る可能性がでてきました。

メジャーSQに向けて裁定取引残高が低い場合は市場も上向くことが多いようです。と昨日は書きましたが、市場の動きをみるとそんな気配も見えます。ただ、米市場は弱い動きを見せつつありますので急落する展開も考えられます。

今週残りは新規に投資をする予定はないため、一週間の値動きをしっかりと観察して、来週以降の相場に備えたいと思います。

市場動向【価格推移】

市場動向【出来高推移】

6月分 CAN-SLIM投資銘柄実績

■医学生物学研究所【4557】前日比+1.44%

医学生物学研究所の選定理由はこちらです。

【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由

本日のチャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4557.T&ct=b

本日は午前中値を上げましたが、引けにかけて下げました。上ヒゲ陽線で終えています。出来高も非常に低い状態。やはり調整の週のようです。株価水準は3,000円以上であればよいかなと考えています。

来週以降、JASDAQ市場がトレンド転換して上昇するシナリオとなったときに、流れに乗って大きく上昇するかどうかが今後大事になってくるかと思います。

■北の達人コーポレーション【2930】前日比-0.16%

北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。

【2019.6.8】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由・その2

チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2930.T&ct=b

非常に小さな値動きで引けました。引き続き上値は非常に重いのですが、積極的に売りにはきていない印象です。市場が上昇するシナリオとなったときにしっかり伸びるかどうか見ていきたいと思います。

新興市場がいい動きを見せる中では、いったん動きのいい他の銘柄に変更することも検討したいと思います。

ピックアップ銘柄

■PKSHA Technology【3993】

PKSHA TechnologyはCAN-SLIMで選定した銘柄です。

【2019.3.29】PKSHA Technology【3993】の選定理由

チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3993.T

本日、突然大幅な上昇を見せました。6500円近辺がブレイクラインですので、このまま勢いを保つとブレイクの流れとなります。週足で大きくブレイクした場合は、ブレイク後の調整で下がったところでインすることを検討したいと思います。ピボットポイントの3%以内でインしたいところです。

■Mマート【4380】

チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4380.T&ct=b

こちらもずっとウォッチしていた銘柄ですが、本日大きく上昇しています。今週大きく出来高を伸ばすと週足でブレイクの可能性もあります。

CAN-SLIM投資とは?

CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

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