2020年02月投資日記

決算ウィークが終了して相場はどうなる? CAN-SLIM投資日記【2020/2/14】

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各市場チャート分析

CAN-SLIM投資でも「M」の要素として取り上げられている非常に重要な市場の流れについて分析します。

NYダウチャート分析

昨晩は下落。上昇の中の調整と見られる動きです。このまま史上最高値を更新する流れが続くのか。ディストリビューション、ストーリングの動きに注意しながら見ていきます。

日経平均チャート分析

本日は下落。コロナウイルス・ショックで急落した後、持ち直していましたが横這いからディストリビューションの動きがでました。この日記は週末に書いてますが、日本での感染拡大が疑われつつある中ではなかなかリスクオンにはなりづらい雰囲気です。他国の対策に対する日本の後手後手感も世界の投資家に日本経済の先行きに悪い印象を与えそうです。

トレンド形成にはこの流れが長期的に影響するかどうかが重要です。来週、ディストリビューションやストーリングの動きが続くようだと厳しい展開が待ち受けている可能性が高くなります。

引き続き今後の動きは要注意ですね。

JASDAQ平均チャート分析

本日は下落。JASDAQもご多分にもれず出来高を上げて下落の動き。ディストリビューションです。ここのところ方向感のわかりづらい展開でしたが、悪い方向に動きましたね。。今の雰囲気の中では致し方ないところではありますが。。

決算も一巡したところでの下落です。今後、好材料がでてこないと上昇につながる流れになりにくいと思います。やや怪しい雰囲気かなと思います。

マザーズ指数チャート分析

本日は下落。明るい兆しが出てきたところでのディストリビューション。厳しいですね。。なかなか上昇に向かわせてくれません。来週も上昇につながる地合いは想像しづらいですから、本格上昇とはいかずまだ調整が続きそうです。

結果としてN-〇倍率は以下のようになりました。日本市場が全体的に下落したことから横這いの流れ。マザーズは押し戻されましたね。

 


 

このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。

それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。

さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。

市場動向【価格推移】

市場は総じて下落の方向です。

市場動向【出来高推移】

全体的に出来高を上げて株価は下落。イヤな流れです。

2月分 CAN-SLIM投資銘柄実績

日本M&Aセンター【2127】前日比-0.88%

日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。やや上ヒゲを伸ばす形で終了。出来高は元の水準に戻ってきました。かなりボラティリティの大きい動きが続きましたが、元の流れに戻ってきたでしょうか?

市場の流れが悪くなりつつある中では調整の動きになるかもしれませんが、再び最高値更新の流れに戻るのか。10週移動平均を割らない限りはキープしていきます。

イントラスト【7191】前日比-3.40%

イントラストはCAN-SLIM推奨銘柄です。

【推奨銘柄】イントラスト【7191】のCAN-SLIM分析

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。上ヒゲを伸ばして今週は終了。悪い流れですね。。来週ピボットポイントを切るあたりから始値がつくと正直厳しい状況ですね。市場の流れが悪い中ではその場合は一旦撤退するしかないと思います。

クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】前日比-0.30%

クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。小幅下落で済みましたがブレイクにつながるような動きにはなりませんでした。もうしばらく調整はつづくかもしれません。来週あたりからは株式分割をにらんだ思惑の動きがでてきそうです。その辺を確認しながら来週以降は見ていきます。

ピックアップ銘柄

今週のピックアップはお休みです。あしからず。。

売却後の動き

実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。

ロゼッタ【6182】前日比-2.00%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。なんとか底にへばりついてます。市場の流れが悪い中で持ちこたえれば底堅さが確認できる展開ですね。

チームスピリット【4397】前日比+0.63%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は上昇。いい調整の状況が続いています。市場が好転すればいい流れになりそうな展開です。

ラクス【3923】前日比-6.53%

ラクスはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 ラクス【3923】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。すいません。。決算は今日じゃなくて昨日でした。。決算は想定通り増収減益の流れ。これを受けてどうなるかと思ってましたが、下落の流れとなりピボットポイントを割ってきました。このまま下落を加速するのか、踏みとどまって調整の動きとなるのか。

市場が増収を前向きに捉えていれば踏みとどまると思っています。そうなれば次の上昇に向けていい調整期間になると思います。

明日の一手

このブログは日曜日に書いていますが、日に日にコロナウイルスの国内感染が深刻化しています。日本自体の経済活動にも影響がでてきそうな雰囲気です。世界にはすでに中国と同等の見方をされていると思います。日本市場にとってはかなり厳しい流れが待っているようですね。。

仮に日本市場が急落するようなことがあったとして、中国ほど大胆な施策が取れないであろう政権と日銀ですから、イヤな想像をしてしまいます。

今週を持って決算ウィークがほぼ終了ですが、以前決算と市場の流れを分析した日記を書きました。その時のグラフを再掲しておきます。

帯の部分が決算ウィークを表しています。

日経平均のみで直近6年間しかみていませんので全てがこの傾向とは断言できませんが、過去決算期はトレンドの転換点になることが多いことが伺えます。しかも下降トレンドに変わるところ(青▼)では決算ウィーク中、もしくは終了後に結構な急落をしているんです。

明るい兆しがなかなか見えづらい環境ではあります。今現在のポジションですが通常の30%程度にしてキャッシュを多く持った状態です。またプットオプションで市場の動きに対するヘッジをかけています。市場に明るい兆しが見えてくるまではその状態をキープしていこうと思います。


 

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CAN-SLIM投資とは?

CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

お薦めの本 -このブログの元となる考え方が書かれた株式投資の必勝法です-
お薦めの本 -初めてオニールと出会ったのがこの本。投資方法に悩んでいる人は必読の書。自分にピッタリの投資家に出会えますよ-

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