2020年07月投資日記

市場は弱いリバウンドの流れで来週も厳しい地合いか CAN-SLIM投資日記【2020/7/3】

投稿日:2020年7月3日 更新日:

皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。

連日の東京都感染者100人越えで再び日本にも暗雲が立ち込めてますね。そう簡単には収まらないとは思いますが、これ以上増えるのは動き出した経済に決定的なダメージを与えそうです。

なんとか共存できる状況になってくればいいんですけど。。

それでは本日の分析スタートです!!

各市場チャート分析

CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。

市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。

NYダウ/NYSE総合株価指数/NASDAQチャート分析

寄りから高く始まりやや上昇したもののそこから下落。その後横這いとなり最後下落して引けています。出来高は減少。寄り高から下落の流れが続いている。出来高も低い状態。弱いリバウンドの流れです。

一方、NYSE総合株価指数はどうだったか。

こちらも展開は同じだが、やや高い水準での動き。出来高は減少。こちらも弱いリバウンドになっています。

一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。

NASDAQもダウ同様の流れ。出来高は減少。史上最高値更新してますが出来高は減少の中での更新。

オニールの考え方でいくと「だまし上げ」の部類に入るんですがどうでしょう??

全体的にリバウンドには勢いがない状況。昨晩も大幅な失業率の改善にも薄い反応です。下目線は継続です。今晩どうなるか。

日経平均/TOPIXチャート分析

寄り付き高く始まるもズルズル下落。後場に入り横這いとなり、最後は上昇して引けています。出来高は減少。

対してTOPIXの動きは以下の通りです。

日経平均とほぼ同様の展開で高値圏で引けています。出来高は減少。随分低い出来高になってるな。。様子見ムードだったようですね。

18時時点の騰落数は、上げ1,333:下げ759:不変78

ポンツーが元気。レオパレス21も上昇してきた。個人の売買が活発。主力は出来高を下げてました。

上昇の流れにはみえないなぁ。。来週も厳しい地合いが続きそうですね。

JASDAQ平均チャート分析

寄りで上昇後は横這いの動き。最後もやや上げて引けています。出来高は減少。弱いリバウンドの流れ。

18時時点の騰落数は上げ330:下げ272:不変37

市場占拠率がダウン。低位株軍団の人気にも陰りが見えています。

昨日の下落を受けてリバウンドですが、出来高に勢いはなく、一部銘柄に偏っていたもよう。来週以降も厳しい地合いが続きそうです。

マザーズ指数チャート分析

JASDAQとほぼ同じ展開。高値圏で引けています。出来高は減少。弱いリバウンドの流れ。

18時時点の騰落数は上げ229:下げ86:不変8

厳しい下落からリバウンドの流れになってますね。出来高上位も全銘柄上昇です。市場占拠率は低いが全体の出来高も低かった模様。リバウンドの動きとしては弱いですね。売り抜けの動きは来週も続きそうです。

このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。

それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。

さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。

市場動向【価格/出来高】

全市場上昇。昨日のリバウンドの流れ。

しかし、出来高が弱い。売り抜けの流れに変化はない模様。来週も厳しい地合いが続きそうな気配です。

7月分 CAN-SLIM投資銘柄実績

買いポジション

Fringe81【6550】株価前日比+3.64%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

寄り付き低く始まりすぐにプラス圏に上昇して横這いの動き。最後上昇して高値圏で引けてます。出来高は減少。厳しい流れが継続しそうだったので一部売却してます。すいません。チャート上に書き込むのを忘れてました。。次回修正しておきます。

引き続き様子を見ていきます。

売りポジション

NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信【1545】株価前日比+0.80%

NASDAQ下げんなぁ。。弱々しく史上最高値を更新して「だまし上げ」の流れは続いているとみています。引き続きキープで見ていきます。

CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。

AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」

AS Wind流投資手法 売りの戦略と株を売るタイミング

空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。

ピックアップ銘柄

今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。

オプティム【3694】株価前日比+7.47%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

リバウンドしてピボットラインをキープしました。週足で十字線ぽくなってますね。地合いが厳しくなる中で流れが変わるのか。

引き続き様子を見ていきます。

ALiNKインターネット【7077】株価前日比+0.07%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

週足で上ヒゲ陰線。ピボットラインも切ってる。地合いに引きずられて当面は厳しい流れかな。

引き続き様子を見ていきます。

ロジザード【4391】株価前日比+4.01%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

リバウンドするも週足でピボットラインをキープできず。続落しなかったものの地合いが悪い中で厳しい状況は続きそうです。

引き続き様子を見ていきます。

イノベーション【3970】株価前日比+7.78%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

今日は大きくリバウンドしましたが週足では下落傾向。出来高はかなり減少してます。当面は調整の流れかな。

引き続き様子を見ていきます。

売却後・買戻し後の動き

実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。

チエル【3933】株価前日比+2.43%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

10週移動平均はキープしましたね。来週も厳しい地合いが予想されますが、耐えることができるか。当面は調整の流れかな。

引き続き様子を見ていきます。

チームスピリット【4397】株価前日比+0.78%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

今日はリバウンドでしたが弱いな。。ピボットポイントも10週移動平均も割って引けてます。来週以降どこまで調整が入るか。

引き続き様子見ていきます。。

明日の一手

今日は全体的にリバウンドの流れがきてましたが、弱いリバウンドになってます。来週以降も厳しい地合いが想定されます。当面は夏枯れ相場を意識した調整が続きそうですね。ロングポジションは当面取れないかな。。

とはいえ、個別銘柄の空売りはやっぱり難しそうだなぁ。。まだまだ勉強が足りないですね。指数のショートポジションをうまく活用して乗り切るか。。

引き続き市場の動きと個別銘柄の動きを見逃さないように観察していきます。

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CAN-SLIM投資とは?

CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

お薦めの本 -このブログの元となる考え方が書かれた株式投資の必勝法です-
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