目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資でも「M」の要素として取り上げられている非常に重要な市場の流れについて分析します。
NYダウチャート分析
NYダウは下落。一時上昇しましたが引けにかけて下落。27,000ドルを切って終わりました。下落幅はだいぶおさまってます。ですが出来高を見ると売り圧力はまだ高い状況です。
トランプ大統領の会見はそれほどサプライズのある内容ではありませんでした。今晩の市場でどのように評価されるかがわかりますね。
日経平均チャート分析
本日は下落。引き続き日銀の買い支えが入っていますがジリジリと下げている状況。ディストリビューションが続いています。
まだコロナウイルスの状況が好転したとは言えません。当面は日銀の買い支えが続きそうですが、売り圧力が強い限りはジリジリと下がる展開になりそうですね。思ったよりも長引きそうな気配です。
JASDAQ平均チャート分析
本日は下落。売り圧力が高い。。ディストリビューションですね。日銀の緩衝材がない新興市場は投資家の思惑がモロに影響します。セリングクライマックスがいつくるのか。。
マザーズ指数チャート分析
本日は下落。マザーズの反応は容赦ない感じですね。。出来高を上げて下落の流れが続いています。まずは最初のリバウンドが入ってその後に出来高を落として下げ止まりの動きが見えるか。予断を許さない展開が続きます。
結果としてN-〇倍率は以下のようになりました。昨日と同じく日銀の買い支えのある東証一部が強い結果となりました。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格推移】
マザーズの下げが厳しい。個人投資家にはかなり厳しい展開です。
市場動向【出来高推移】
再び出来高も増加。売り圧力が非常に強いですね。。
2月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
チームスピリット【4397】前日比-3.31%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。厳しい市場環境に押されて下落していますが「調整の雲」は保っています。本日は調整の雲の下限近くで指値をしていたんですが一時的にそこまで下落してきました。出来高はまだ低い状況。大きく売られている状態ではありません。
現在は暴落相場で市場の流れがそのまま個別銘柄の流れと一致しているため、ある意味わかりやすい展開です。そのためプットオプションのヘッジが有効に機能しています。従って買いについては強気に対応しています。
調整の雲から崩れない限りはキープしていこうと思います。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
AS Wind流投資手法 売りの戦略と株を売るタイミング
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
本日のピックアップはお休みです。悪しからず。。。
売却後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
イントラスト【7191】前日比-6.28%
イントラストはCAN-SLIM推奨銘柄です。
【推奨銘柄】イントラスト【7191】のCAN-SLIM分析
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。引き続き大きく続落しています。当面は上昇に時間がかかりそうですね。。引き続き様子を見ていきます。
日本M&Aセンター【2127】前日比-3.01%
日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。こちらも市場の流れを受けて売り圧力が強い状況が続いています。引き続き様子を見ていきます。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】前日比-8.76%
クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。すいません。株式分割による株数変更は権利落ち日から有効なのでしたね。。
今日は市場の下落と権利落ち日も被ったこともあり大幅下落となっています。明日以降どうなるか。
明日の一手
今日の日本市場の下落は底入りの希望を打ち砕くような下落でした。急落が止まるには出来高を上げて株価を大きく下げる「セリングクライマックス」の動きを経て、出来高が急速に収まる流れが必要ですね。
大きな出来高で大きな下落があった次の日は注意深く市場の動きを見たほうがよさそうです。
個別銘柄は本日もチームスピリットを買い増し。マザーズ市場は大幅に下落しましたが調整の雲の中で粘っています。オプションのヘッジも有効に機能しており、まだまだリリースする流れではありません。
引き続き市場の動きと合わせて様子を見ていこうと思います。
ここからは余談ですが、暴落は危険ですがチャンスでもあります。ですが、あくまでも想定を外した時に保険をかけておくことが資産を守るうえでは必須です。
私はオプションをヘッジとして利用する方法を自分なりにルールを決めて使っています。そうすることで、資産を守ると同時にうまく流れを掴んだ時には大きな利益を得ることができると思っています。
なにがいいかって、不安にならずに夜ぐっすり眠れることです。(^-^;
日記の中でも都度触れていますが、いずれその方法についてはまとめて記事にしたいと思います。
皆さんも自分なりのヘッジの方法をぜひ見つけてみてください。株式投資の戦略の幅がグッと拡がると思います。
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-